こんにちは!くうさんです。
今回の土橋塾も生き方や医療について考えさせられる勉強会となりました。
☆レンマとロゴス
哲学用語らしいのですが思考にはなんというか二通りありまして、
ロゴスというのが理性的で言葉を使った論理で考えること(西洋的)
レンマというのはもっと言葉を越えた直観的思考(東洋的)
まぁ、そんな感じらしいです。
普通の教育の中ではロゴスばっかりですよね。
「直感です!」なんてエビデンスがない物は排除される世界を教えられて来ますが、
やっぱり人間が作ったものは有限でして、言葉もしかり。
理性なんていうのも先生に言わせれば生活していく上での手段・道具みたいなものだそうです。
伝えきれない、捉えきれない世界はあるはずなんですが、
ロゴスの世界だけだとそもそもそういう無限だったり、見えない世界は排除されてしまいます。
だけど、もう少しレンマ的思考が出来ると生き方だったりも変わるかもしれません。
「エビデンスは?」「根拠は?」「やる価値は?」ってことばかりにみんなこだわりすぎると
大切なものを見逃してしまうかも。
「難病が奇跡的に治った」というエピソードなどもレンマの領域の話ですよね。
☆治そうとする人は治らない
「病気というその人の結果である」といつも先生は言われています。
いろんなことの積み重ねの結果としての病気をいじっても(治療しても)治らないと……。
原因に気づくことが大切なんです。
原因とは食生活だとか睡眠だとかいろんな要素があるのは当たり前なんですが、
それ以上に奥に問題があるんですよね。
それこそ言葉にし切れないレンマの世界かもしれませんが、
先ずは心(意識)を変えないといけないと。
参加されている看護師の方が「末期ガンの患者さんが認知症を発症したらガン自体は消えてしまった」という
実体験のエピソードを話してくれました。
これもガンになるほどの苦しい意識から解放されたからかもしれません。
認知症になるのはイヤですが、治さねば!と悩んでいた状態から
認知症によって解放されたことで病気自体は治ったのかもしれませんね。
☆西洋医療も東洋医療も関係ない
治りたいという目先のことよりも何かもっと大切なことに気がつくことが治るカギ。
だから治療法や食事療法だとかよりももっともっと先に意識を変えることが大切なんですね。
ロゴス的思考だとこんな「病は気から」的発想も一蹴されてしまいそうですが、
「病に至らしめた自分が抱える理由」を見つけることが一番先にやるべきことなんだそうです。
でも、病気になるほどのストレスフルな生き方や考え方をして来たとしても
もうその根が深すぎて分からない場合も多いですよね。
私だって今急に「どこそこにガンがあります」とか言われてもパニクるだけで
そんなに冷静に振り返るとか出来るだろうか?と思います。
でも見つける方法はあると思うんですよね。
見つけるというか思い出す方法が……。
☆人は好きなことをして生きていける
「自分の意識が現実を作る」そうです。
だからね、やっぱり好きなことをやる、嫌いなことを止めることがとっても大切で、
素直にそれを実行していたら不思議とサポートも来るんだそうですよ。
「好きなことを仕事にする」とも違うかもしれません。
好きな事のためにイヤな仕事もこなせるのならそれは好きな事をしている範疇かもしれませんしね。
もっと小さなことからでいいから、自分のやりたいことや好きなことをすることで
本来の自分にも戻れるんですね。
「あぁ、私はこんなに我慢してたのか。」とか「これがやりたかったんだ!」とか
自分の価値観を覆すようなこともあるかもしれませんが、きっと何かしら気づきがあると
病気もそれだけの意味と価値があったということですよね?
もしも余命宣告を受けてもそれからの時間を有意義に大切に過ごすことが
その人にとっての「意味と価値」なのかもしれません。
そこまで達観出来るか分かりませんが、そんなふうに冷静に自分を振り返るくらいの
人間になれたらなぁと思うお話でした。
「それに好きな事をする」というのも大切ですね。
お金になることかどうかは別の問題として、自分の魂が喜ぶことをやっていかないと
人生もったいないですから。
【アンチエイジング始めましたS】
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