こんにちは!くうさんです。
☆肥田式強健術の話から・・・
前回の身体感覚セミナーに土橋先生も来られてたことから今日は「肥田春充」の話よりスタート。
先生は昔、ある極真カラテの超有名な人と知り合い、その人が肥田春充を心の師と仰いで
肥田春充の話ばかりしていたので、肥田式強健術を10年以上前から存在だけは知っていたそうな。
肥田式強健術というのは、「強健」というくらいで健康以上の健康を目指す鍛錬術。
そんなすごい健康法だけどあんまり知られていませんよね。
「本物は世に出まわらないもの」とおっしゃってました。
世の中的にはホントに解決しちゃうとマーケットが成り立たないですからね。
サプリでも健康法でもみんな元気になったら売れませんからね。
「良くなりそう」な感じのものが世を賑わすんだそうです。
言われてみればそうかも(笑)
肥田式強健術は言ってしまうと、「正しい姿勢で丹田に力を籠める」だけで全てが整うわけです。
もちろんそんな簡単にはいかないから鍛錬が必要なんですが、大金を必要とすることもないし、
ビジネスには成らない健康法です。
そういう「ビジネスにならない」ものが本物で、本物だから流行らない。
う~ん、なんだか世の中のいろんなことに当てはまる感じがしますね。覚えておこう・・・。
☆シンプルに考える
上の続きになりますが、肥田春充は「天真療法」を残していて、土橋先生はそれを読まれたそうです。
そのことも土橋先生ご自身が本を著すキッカケにもなったそうです。
「病気と心の関係性」を本にする自信が持てた・・・的なことをおっしゃってたかな。
病気でも、何でもその一点(臓器とか病名とか)を見つめると全体が見えなくなるし、
答えも見えなくなるんです。
もっともっと「シンプル」でいいから自分の感覚とかを頼りに感じ、考えることが大切。
肥田式も体を全体で捉えて治したり鍛えるように説いているそうです。
「ちゃんとしてたら病気は薬を飲んでも治る」という言葉を残しているそうです。
笑えますね。薬で治るんじゃなくて、薬を飲んでいても治る・・・。
治すのは自分なんです。
この言葉をどう捉えるかはお任せしますが、大半の人にとっては今までと真逆の視点で
自分を見つめ直せるんじゃないでしょうか?
☆病気とは・・・
先生曰く、病名が付けられてこそ、医療費が発生し、ビジネスが動くんだそうです。
でも、その病名だけに囚われて、自分の感覚も思考も置き去りではダメなんですって。
ビジネスのカモですよね。
病気になったにはそれなりの理由があるわけです。
それを自分で明らめることが大切なんです。
それが治癒に結びつかないこともあるかもしれませんが、とにかく「気付ける」チャンスなんですよね。
生き方とか考え方とか・・・。
先生が診て来られて患者さんでも「生き方・考え方の大転換」した人や、いい意味で
病気治しを諦めた人が治ったりする場面に沢山遭遇したそうです。
でも、先生の考え方だと西洋医学を否定したり、代替療法だけを信じるとかいう
「外部の力」に頼る話でもないんです。
とにかく自分次第なんですよね。
そのことに気づけると違って来ると思います。
私も胃の調子がすこぶる悪い日が続いていました。
それが健康オタクに結びつき、ブログまで始めることになりました。
その頃は心のことなんて考えもしなかったですからね。
「胃」しか頭になかった(笑)
でもストレスいっぱいの会社生活などですり減った心に気づけた頃から
徐々に良くなったんですよね。
食事も大切にして来ましたが、それはまた違う意味で体を立て直すキッカケ(条件)になったと思います。
☆エネルギーは外から
先生は「エネルギーは外から取り入れる」とよく話されます。
で、食べ物や薬はその「エネルギーを取り入れる条件作り」なんですって。
でも、考えてみたら確かに同じ物を食べても元気な人もいれば病気になる人もいます。
だから物自体がエネルギーじゃなくて、それはエネルギーを取り入れるキッカケ(条件)と
考えてもおかしくないかもしれません。
「美味しい」って思えたり、「嬉しい」ってその食事を通して感じることが大切で、
ビタミンやミネラル自体がエネルギーに変換されるわけではないということです。
「玄米が良い!」って頭で思っても「不味いなぁ」って思って食べていては
エネルギーの発生が出来ないという感じでしょうか?
私も体調が悪い日が続きましたが頭で「これが体に良い」からではなく、
「美味しい」を選び、心から食べたい物を選ぶようにしてたら元気になって来ました。
少なくとも胃腸は元気になってきたかなと思ってます。
それが、たまたま「和食」だったわけですが、頭で「和食が良いから」のままだったら
エネルギーを引き込めずにいたかもしれないなって思います。
☆まとめ
土橋塾はいつもいろんな話題が出て、時間も長いので書きたいことが沢山になります。
でね、ちょっと先生のアドバイスをまとめてみました。
☆何事も全体を俯瞰しましょう。
☆病気には意味がある。それに気づけるといいかも・・・。
☆ご飯も美味しいと思える物がエネルギーを生み出します。
物に頼るんじゃなくて、消化吸収した自分がどうそれを活かせるかです。
こんな感じかなぁ?
病名よりも、栄養名よりも「自分の感覚」が大切なんですね。
そんなふうに考えてみるのもスコトーマが外れるキッカケになるかもしれません。
【アンチエイジング始めましたS】
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