こんにちは!くうさんです。
☆驚かないで読んでね(笑)
上の写真の逞しい写真に驚いた方も多いかも・・・。
アラフォー女子のブログなのにかなりコアな知る人ぞ知る人物登場です。
写真の武術の達人風の方は「肥田春充」氏。
肥田式強健術の創始者です。
今回も長沼敬憲さんの身体感覚セミナー「ハラでつながる会」に参加してお話を聴いて来ました。
今回のゲストはその肥田式強健術の研究会会長の富田高久さん。
勝手に怖い方を想像してたら、とっても笑顔のステキな方でした。
だってね、一枚目の写真を見てたらすごい体育会系な方がゲストに来られるのかと思うじゃないですか?!
☆肥田式強健術とは
長沼さんが「腸脳力」という本を書かれた頃に「ハラ(腹・肚)」を題材にするなら
体の中心である腹を鍛えることで心身を強くするという肥田式強健術は取材せねばと思われたそうで、
雑誌の対談で富田会長と会われたのが今回のセミナーのキッカケだそうです。
肥田式強健術の創始者の肥田春充(明治16~昭和31)は生来の病弱を克服するために
ありとあらゆる健康法などを研究し、独自の運動法「強健術」を生み出します。
そして41歳の時に下腹部の「正中心(丹田)」を鍛えることにより心身をより強く出来ることに
気づき「腰腹同量」の力に基づく強健術を完成形にします。
肥田春充はとにかくそれまで曖昧というか科学的根拠のない丹田を厳密に突き詰めてその「一点」を
見つけ、そこを鍛えること、丹田から湧き出る力を使うことで体だけでなく心も強くするということを
極めに極めた人です。
伝説が沢山残っていて、反戦活動などしていたから警察に連行される途中で「フッ」と気合を入れたら
連行中の警察官たちが気絶したので、家に帰ったとか・・・。そんなに昔ではないので、どうも伝説は
結構ほんとの事が多いみたいです。
ルフィの覇気みたい(笑)(分からない人はワンピースを観てください。)
・・・で、どうすればそうなれるの?となりますよね。
☆簡易強健術
で、伝承されているのが簡易強健術というもので第1~第11動という「型」の動きをして
鍛えるというものです。あとは、呼吸法や器具を使った運動です。
後日、道場で私もこの「型」などを習ったのですが、筋力ゼロ(笑)な私はヨロヨロするばかり。
でも、決して、ややこしい物ではなくて、型自体はすぐに覚えられると思います。
これを肥田春充が「丹田こそパワーの源!」と悟れるほどに極めるには修練が必要なようですが。
☆会長さんは極めた一人?!
そんな肥田式強健術の伝承の為に活動されている富田会長さんですが、
かれこれ35年も透析をされているそうです。
そんなふうには全く見えませんし、デモで見せてくれた型や気合の声も逞しい!
お医者さんに聞くと透析をしていると長く生きることが出来たとして肌も黒ずんだり、
決して元気には過ごせないそうです。
秘訣は肥田式強健術と「発芽玄米ジュース」だけで、お付き合いがある時以外はほぼ不食な
生活をしていることなんだとか。
(お付き合いがあるからってビールとか飲めること自体がすごいらしいんですが。)
で、会長の瞳が白くて気になったんですが、「白内障だけど見えるから運転もしてる」そうでして・・・。
もう、常識では考えられない方でした!
確かに腎臓は35年前にご本人曰くの「不摂生」で機能しなくなったのかもしれませんが、
それを補うなにかを持ってるというか、生み出しながら生きていらっしゃるってことですよね。
「気力」が大切なんだそうです。
人はみんな周囲から与えられた常識内で生きています。病気に関してもね。
でも、そうした思い込みというブロックを外すことが出来たら私達はもっともっと
強く逞しく生きることが出来るのかもしれません。病気も治るのかもしれません。
☆玄妙即平凡
上の言葉は肥田春充が好んだ言葉だそうです。
当たり前に、ふつうに生きるなかで体現されるものにこそ本質が隠されているのだと言うこと。
何かすごく特殊なことをしようとしなくても、日々の積み重ねが現れるのが、
目の前の現実と呼ばれるものなのだということだと思います。
病気のことよりの会長さんは強健術を極めることが楽しくてそこにフォーカスして
来られたことが今のステキな姿につながるのかもしれません。
私も心身ともに困ったことも多々ありますが、淡々と越えられるような生き方をせねばと
思わされたのであります。
ちょっとずつ、私も強健術はやってみようと思っています。
腹の据わった人間になれるかな?
【アンチエイジング始めましたS】
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