こんにちは!くうさんです。
大した話ではないのですが、「食」というものについて考えさせられた事件
あれ?あれ?
8月の暑い週末、睡眠不足と朝食抜きで立ち仕事なアルバイトへ。
一時間くらいして目の前がチカチカと光って見えなくなる。
音もなんだかボワーンと遠くから聞こえてくるみたい。
若干の吐き気と動悸も感じる…。
ビラ配り的仕事だからお店の人から見えない場所で
何度もしゃがんで息を整えるけれど治る気配なし。
「貧血」ってやつかな?
ちゃんと寝てないし、ろくに食べずに飛び出して来たし…。
好きなタイミングで休憩に入っていいと言われていたので
少し早めに店を出て目の前のカフェへ。
もう定食屋さんなんて探してる体力もないし、目の前がちゃんと見えないし(笑)
普段なら入るはずもないお洒落カフェに飛び込んで「アボカドとエビのサンドイッチ」なる
ランチ注文したらすんごく小さなサンドイッチが出てきた(笑)。
小さなサラダにサンドイッチとアイスティー、小さなミネストローネスープ。
(もちろん瀕死で飛び込んだので写真撮影まで気が回りませんでした。)
だけどこの「メニューの写真より小さい気がする」サンドイッチによって私は元気を回復!
それでその後は最後までそこそこ元気に仕事できました。
やっぱり食事って大切だなぁ
何が驚いたかってさっきまで「あ~、本当に気を失いそう」とか弱り切っていたけれど
そのランチでシャキーン!と元気になった事!
もうただただ「食べ物ってすげえ!」です(笑)
ちゃんと体力がリチャージされました!
吐き気もなくなり、目も耳も正常起動。
とにかく当たり前だけど私たちは「食べ物」で生かされ、活かされてるんだなって
ちょっと感動さえしてしまいました。
ヒステリックな原理主義
いっつもなるべくジャンクな食事にならないようにと気遣ってるし、
普通の人からしたら私たち夫婦の食生活はマクロビに近いんだろうなって思うのです。
だけどそれが心地良いというのか、好きで選んでいるのでいいんだけれど、
それ以外は絶対に受け入れないぞ!的な人に出会うとなぜか賛成しきれない。(・_・;))
私も菜食中心が良いとは思っているんだけど、なんかそういう人といると
「なんか違うんだよなぁ」と感じてしまっていました。
そんな時に分かりやすい言葉を聞いたんです。
去年になりますが佐々木俊尚さんというジャーナリストの方のお話を聞く機会がありました。
新聞記者としてむちゃくちゃな生活習慣、食事で過ごしていた時に脳腫瘍になったそうです。
その後は食生活を見直して自分で作ることにもこだわり、なんと「料理本」まで出版されています。
こんな感じの本を沢山出している方。
大病を経験されて食事にも気をつけるようになったそうですが、
「やってはいけないこと」として言われたのが「原理主義者になるな」でした。
要するに「玄米菜食原理主義者」とか「ビーガン原理主義者」になって排他主義になってはいけないと!
佐々木さんにとっては作り、食べ、片付けること全てが楽しめることが大切なんだと思うとのこと。
(私は片付けるが楽しめる境地には至れそうにないですが。)
コンビニ弁当やラーメンだって時々ならいいじゃないかという「緩さ」もないと気詰まりするだけだし、
オーガニックであることと味は無関係で、食事という当たり前に人生にずっと付いて来るものだからこそ
カジュアルさが大切だって…。
それを聞いて「なるほど~!原理主義ね!」と合点がいったんです。
なんでも美味しく食べられることが大切!!
だけどなるべくは農家さんががんばって「無農薬」で作ってくれた野菜やお米をいただくという
「原理主義」ではなくて「ちょっとした心がけ」を持ち続けることを自分にだけ適用しようと。
(無理に人に聞いてもらう必要はないわけで…。)
ありがたい!
佐々木さんのお話を聞いて以来、あんまりこだわるのを辞めたとは言え、
ファーストフードの店前で「いやぁ、あれはダメだ」とかたまにはジャッジしてるわけですよ。
だけど今回は小さな小さなそして値段も高い(笑)サンドイッチに助けられて、
どんな食べ物でもありがたいな!って思い出すことができました。
佐々木さんの話もハラに落ちたというか、体感したというべきか。(^_^;))
いずれにしても、睡眠と適度な食事は大切ですね。
暑さもピークを過ぎて秋の気配も少ししますが、みなさんも上の2つは気をつけてくださいね!(^_^;)
【アンチエイジング始めましたS】
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