こんにちは!くうさんです。
もう季節が過ぎてしまいましたが、この秋(10月~11月)は「マコモづくし」の毎日でした。
マコモタケは若杉おばあちゃんの本で知りました。
とっても栄養豊富、食物繊維も豊富でデトックス食材としても期待出来ます。
昔は水辺に多く自生し、食用や薬用として「古事記」や「万葉集」などにもその名前が出ているそうです。
お釈迦様はマコモの葉で編んだ敷物に病人を寝かせて癒やしたなんて伝説も残っているそうです。
東南アジア方面などでも身近で大切な植物だったようですね。
黒穂菌(くろぼきん)という700℃でも死なないという菌が寄生することで根元の部分の茎が肥大してきます。
その膨らんで太くなった茎の部分を「マコモダケ」と呼びます。
この黒穂菌自体は抗菌作用があり、お歯黒や眉墨などに用いられてきた歴史もあります。
確かに大量に買って毎日食べていても後半はこの黒穂菌の斑点が見えるのですが、
食べるには問題無しです。
味は淡白でエグみゼロのタケノコってところでしょうか?
中華料理の高級食材だそうですよ。これは「嫌い」って感じる人はいないと思います。
歴史は古いけれど自生出来るキレイな水辺も無くなり、現代ではあまり知られていませんね。
最近はマコモタケを復活させようとする農家さんや地域も増えているようです。
もちろん「メダカのがっこう」でも収穫時期だけは買うことが出来ます。
市販の物と違って化学肥料を使っていないのでそれほど大ぶりではありません。
でもその分安心して実から葉まで残さず食べたりお茶にすることが出来ます!
そして秋に恒例のメダカのがっこうの「マコモ料理教室」にも参加しました。
醤油麹漬けは自宅でも作っています。(醤油麹は米麹と醤油を1:1の分量で瓶に入れて1週間くらい常温で醗酵させるだけです。)
ニンニクとも相性がいいのでマコモタケとニンジン、小松菜、ニンニクで野菜いためなども作りました。
白い皿の手前が野菜炒め、左が南蛮漬け、奥にちょっとだけのってるのがしぐれ味噌、最後が三色漬けです。
もちろん全部マコモタケで出来てます。
マコモタケを使っていませんが美味しかったのが「ニンジン葉飯」
刻んだ葉をごま油で炒めて塩で味付け。炊きたてご飯に混ぜるだけです。
汁物はマコモタケをスライスして乾燥させた物をこんぶだしなどでお吸い物にしてあります。
デザートは「マコモ団子」と甘酒で甘みをつけたあんこです。
マコモタケをフードプロセッサーでペースト状にしたものを白玉粉などと混ぜてお団子にしてあります。
マコモタケは冷蔵保存でもそんなに長くは保ちません。
ペースト状にして冷凍すれば一年でも保存出来るそうですよ。
メダカのがっこうの理事長さんはマコモタケと玄米ご飯を食べて過ごした秋、すごいデトックス(排毒)があったそうです。
体中にじんましんが出て痒くて大変だったそうですが、その数日を越えたらすんごい元気になって今に至るとか!
冷え取り靴下でも排毒の話を聞いたことがあるのですが、人間ってほんとに元気になるには一度毒出しがあるのかもしれません。
私はマコモタケは食べたけれど玄米ご飯はお休みしているので大してデトックスはありませんでした。
玄米ご飯は排毒してくれるそうなので来年の秋はマコモづくし+玄米ご飯で過ごしてみようかなと思います。
【アンチエイジング始めましたS】
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