こんにちは!くうさんです。
9月30日に開催された「マコモ料理教室」(メダカのがっこう)に行って来ました。
最近は普通の八百屋さんでも売っているのを見かけます。
その食物繊維の多さや栄養が評判になってのことかと思いますが、
若杉おばあちゃんが一押しの食べ物で食養に興味のある人には以前からメジャーかもしれませんね。
ただ、普通のマコモは化学肥料たっぷりで無理やり実を太らせているそうなので、
無化学肥料物などは「メダカのがっこう」さんみたいなこだわって販売しているところを
探さないとないそうです。ネット販売している農家さんなどをこれから調べていこうと思っています。
先ずはマコモについてご紹介しますね。
マコモはイネ科の多年草。英名がワイルド・ライス。
キレイな水の田んぼの水路や沼や川にも自生していたそうですが、今は自生しているものは
ほとんどないみたいです。(ーー;)そんなキレイな場所も減ってるのでしょうね。
マコモには2種類あって、秋に「マコモタケ」が出来るものと
ワイルドライスという黒米が出来るタイプがあり、今回いただくのは「マコモタケ」です。
マコモタケは食物繊維、タンパク質、ビタミン、ミネラル、カリウムが豊富で、
食物繊維の豊富さからも腸のデトックスや自然治癒力を高める効果も期待されるそうです。
マコモが「黒穂菌」という700℃でも死なない菌に感染することでマコモタケが出来るそうです。
この菌のおかげで他の菌に対して抗菌作用もあり、古来、湿布やお風呂に入れたり外用にも
使っていました。
歴史も古くてお釈迦様が病人にマコモを食べさせたりマコモで編んだ布団に寝かせたという
言い伝えがあったり、日本だと万葉集にマコモの生える水辺の歌があるそうな・・・。
今も神社などではお供え物を「菰」というマコモで編まれたカコに乗せるそうです。
ある意味神聖な作物だったんですね。
歴史も古くて、葉から茎から食べられて体にもいいのに私も若杉おばあちゃんの本で知るまで
聞いたこともありませんでした。
これからの復活に期待の作物です!\(*⌒0⌒)♪
皮をむいて、食べる部分です。生でも食べることが出来ます。
皮をむいて白い実が出てくるところがタケノコみたいです。
でも、タケノコみたいにえぐみもなくて下茹でする必要もありません。
クセもないのでこのまま食べることも出来ます!
下茹でとか不要な物って楽チンで好き(笑)
お湯を入れてお茶を煮出すだけです。
これも相当さっぱりしたお味ですが、デトックス効果が高く、男性だと前立腺が弱っている人に
飲んでほしいと説明されていました。
ちょっとお料理もご紹介しますね。
土鍋で小さく(米粒サイズ)切った人参やマコモなどをごま油で炒めて、少しの水で蒸煮。
あとは味噌でからめて「しぐれ味噌」の完成!
このしぐれ味噌は冷蔵庫で保存も効くのでオススメです。(油が酸化するから早めに食べた方がいいですが。)
フライパンでも作れます。以前、野草で作った時とほぼ内容的には同じなので、
参考にしてください。
「野草のごま油味噌」
この記事ではフキで作りました。
↓↓
フキ・フキ・好き(´∀`)
料理教室では6種類くらいマコモ料理を習ったので作ったらご紹介しますね。
マコモの玄米粉揚げ・マコモのごま酢味噌あえ、マコモのつくね風などなど。
ごはんもマコモ茶で炊いてあります。(この場合は茶葉を炒らないでね。)
とくに醤油ベースのこのスープも美味しかったので再現しないと!
中に玄米粉と白玉粉で作ったお団子が入ってるんですよ。
とにかくマコモはぜったいオススメの食べ物なので、見つけたらお味噌汁に
刻んで入れるだけでも美味しい具になるので食べてみてくださいね(^-^)/
【アンチエイジング始めましたS】
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