こんにちは!くうさんです。
さてさて、みなさんの関心度の高い「黒焼き玄米」ですが、とうとう実際に作って来ました!
場所は「メダカのがっこう」の事務局の入口にある作業場です。
作業場と言っても日よけはあるものの玄関先にコンロが並んでいる屋外での作業です。
今、注文が殺到していて朝の7時から夜の11時までフル稼働していても発送が遅くなっているとか・・・。
教室は朝の10時からスタートです。
ひとつの土鍋に入っているのは600gの籾付き玄米。(スタッフさんたちは900gで作るそうです。)
注意したいのは「必ず無農薬米」であること!農薬は特に籾や胚芽に残っています。
これを焼いていくと最後は煙もすごいのですが、煙に農薬が入ったものを吸うと大変身体に悪いので、
作る方は必ず無農薬米で作ってください、とのことです。
さて、まず最初に作るのにかかる時間ですが、「3時間」だそうです。
2時間はひたすらはぜないように(ポップコーン化させないように)右回転で混ぜて水分を飛ばします。
火加減は弱火です。はぜるお米も現れるかもしれませんが、その時はもっと火を弱めたり、
手の動きを早めて対応。30分~40分は弱火で。あとは様子を見て火を少し強めてもOKです。
(「はぜて」も身体に害があるわけではないですが、商品としてはキレイにコメの形を保って
黒焼きにするようにしているんだとおっしゃってました。だからご家庭で作って多少ポップコーンみたいなのが
出来ても問題はないそうです。)
最初は全然平気です。しかもいろんな黒焼きの説明を聞きながら参加者でちょっとずつ交代しながらの作業。
色の変化も正直言って大して分からないです。
これを一人でもくもくと2時間はキツイなぁ・・・。
でも実際は全部で3時間要します。それだけぶっ続けは大変なので、先ずはこの2時間炒って水分を飛ばし、
それを後日なり、休憩後に残り1時間で仕上げてもよいのだとか。
「大量に2時間炒って乾燥した状態で保管し、1週間後に仕上げる」
「毎日1時間ずつ炒って3日間かける」・・・なんてのもアリだそうですよ。
とにかく合計3時間!(あくまでメダカのがっこうさんのやり方ですが。)
で、大切なことは「休憩するとか、火を一旦止める時は火を消しても5分は混ぜ続ける」ことです。
「続きはあとで~♪」と火を消してすぐにその場を離れたりしたら余熱で全部はぜちゃうそうです。
私たちも教室では1時間だけ炒って5分は火を消して混ぜてから一旦終了。
既に2時間炒った物(510g)を鍋に入れ替えてラスト1時間の工程を
体験させてもらいました。(真ん中1時間省略ですね。)
2時間も炒るとはぜる心配はないそうです。でも「ヘラを2本」の二刀流になって仕上げにかかります。
火も中火から少しずつ火力を上げて焦がさないように黒くしてていきます。
ここからが大変!米の油分が出てきてものすごい勢いで膨張するし、煙はすごいし!!
油分でべったりした米同士がくっついてダマになるのですが、二刀流で鍋底から混ぜ続けます。
涙と鼻水が(笑)煙が直撃ですもん!しかも重い!┗(;´Д`)┛
でもここでいい感じに黒くなったので火を止めてダマにならないように、ダマを崩しながら混ぜ続けます。
(ダマになってもお茶には出来ますが、見栄えが商品として悪くなるので頑張るそうです。)
出来上がったら「ふるい」にかけてキレイにして完成です。
ビフォーアフターがすごい!
ラスト30分くらいは特に煙がすごいのでそれがイヤなら最後の1時間も中火のままでじっくり時間を
かけて作るのもひとつの方法だそうですよ。時間がかかってもいいならこれもオススメ。
そして、完成品は480gです。
重さで2割減くらいがちょうどよい「黒焼き」だそうです。
それ以上軽くなると炭から灰になってる部分が多くてお茶としても沢山煮出せなくなります。
メダカのがっこうでは「180cc入り」から販売されてるんですが、重さにすると80gくらい。
と、言うことは、480gはだいたい6パック分ですね。
1パックで一番煎じが2Lくらい作れるので・・・健康な方ならそれほど短いサイクルで作る必要もないかな?
とにかくこの2割減を目安にして作ってみてくださいね。
いかがでしたでしょうか?
頑張って作り方をご紹介しましたが、作りながらや最後に軽食をいただきながらいろんな食養のお話を
お伺いすることができました。なぜ籾付きなのか?や梅干の黒焼きのコツなどなど・・・。
後日、この時のお話も書きたいと思いますのでお楽しみに(*´▽`*)
【アンチエイジング始めましたS】
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