こんにちは!くうさんです。
先日は久しぶりに「メダカのがっこう」で仕込み中のお醤油の「天地返し」をお手伝いして来ました。
2月に山梨で仕込みをされて、事務局で保存しているお醤油です。
(前回の様子はこちら→味噌の次は醤油です!)
樽の中はまだ大豆と小麦がたっぷり入った状態で、いつも「これがお醤油になる」とは
想像しにくいですが、来年の2月にまた山梨で最後に搾る工程を経て完成します。
私の天地返しのお手伝いもまだ3回目ですが、前回したのが3月。
この時は樽から樽へ入れ替えることで樽の底の塩をまんべんなく行き渡らせる方法でした。
今回は樽に手を入れてかき混ぜるだけです。
日に当たっている上面はとっても温かいのですが、手を深く入れていくと冷たい!
ものすごい温度差です!この冷たい部分を上に持ち上げて均等にするのが今回の天地返し。
作業はちょっと簡単になりましたが、無事に出来上がることを願いながら丁寧に混ぜましたよ。
これからも10月まで月に1回の天地返しがあるので、出来るだけ参加しようと思います。
度々書いてるメダカのがっこうのお店「お米ダイニング」でもこのお醤油を使ってるそうなんです。
その料理が美味しいということはこのお醤油も美味しいはずです!
塩にしてもお醤油にしてもみりんにしてもちゃんと長期醸造したり、
昔ながらの製法のものは「高級」だったりします。
でも、その分使う量もほんのちょっとでちゃんと味が出るそうですよ。
「医者いらず生活」のためにもここはケチらないでとにかく「本物」を使うことだけは
心がけていこうと思っています。
何よりそうした長期醸造した物でないと栄養や酵素もあったものではありません。
若杉さんは味噌・醤油・梅干も「一年物はダメ!二年は寝かせないと陰性が消えないよ。
三年経ってやっと食薬になるんです。」と本などにも書かれています。
だから「三ヶ月」くらいで工場で作ったものでは体を温める「陽性な食べ物」とは言えないんだとか。
「体のためにお味噌汁だ!醤油だ!」って思った方はネットならいろんな蔵出しのお味噌もあると
思うので探してみてくださいね。(^O^)
ところで、メダカのがっこうの事務局は普通の一軒家なんです。
ところがその庭は・・・
なんとミニ田んぼ!
写真の左端はマコモが植えられています。
よく分からないんですが、家庭排水が上の写真のような排水溝を流れていく間にキレイになって
マコモがまた浄化して稲のところまで流れてくる仕組みなんだとか・・・。
上の写真は何か分かりますか?
なんとオタマジャクシでいっぱい!(毎年結局カラスが食べに来てほぼ全滅だそうです。)
住宅地にミニ田んぼとオタマジャクシ・・・。
ほんとこちらの理事長さんは筋金入りのエコロジストです。
それにしても家でお醤油仕込んだり、味噌を仕込んだり、庭を田んぼにしたり・・・。
少しハードルがあるだけで実行に移せない(移さない)ことの方が人生で多かったりするじゃないですか?
それをガンガンと実行するパワーってすごいですよね。
理事長さんの行動力を考えると「お肉食べないと力が出ないよ~。」なんてのはウソです(笑)
「アンチエイジングの為には本醸造の醤油を使わないと!」なんて思って参加したんですが、
歳をとっても理事長さんや若杉おばあちゃんみたいにパワフルでいたいなぁ、と思ったのでした(^_^;)
【アンチエイジング始めましたS】
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