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黒焼きにまつわるエトセトラ

こんにちは!くうさんです。

さて、黒焼き玄米作り教室ではいろんな食養のお話を聞くことが出来ました!

黒焼きを教えてくださった先生(男性の方)ですが、毎日3時間×3回は黒焼きを焼いているという強者な方!
しかも土鍋二つを一度に混ぜながら作ってるそうですから逞しい!

でも、先生が言うには「黒焼きの陽性の気を煙でどんどん浴びて作業しているので疲れない。」そうです。
目が冴えて眠れなくなる時もあると笑ってらっしゃいました。

確かに私ももっとヘトヘトになるかと思いましたが、むしろ楽しかったです。
まぁ・・・混ぜてた正味の時間は大したことないので当たり前かもしれませんが(笑)

あと、手も米の油分で常にツルツル、顔もツルツルだそうです。
羨ましいですが、もう玄米茶の「香ばしい」匂いが手に染み付いて取れないそうです。

もう目からウロコなことなんですが作って分かりました!
米ってすごい油分を含んでる」って!!←(先生にも確認済み)

若杉おばあちゃんが「昔は炒め物なんてしなかった」的な発言をされてたんですが、
ちゃんとご飯を食べていたら相当油分は摂れますよ。
亜麻仁油も良いけれど、ちゃんとご飯を食べていたら油分はそれほど不足しないと思います。

でも白米にしちゃうと玄米よりは減るのかなぁ・・・?
お米の油分についても調べてみますね。

さて、「黒焼き」って日本では「古事記」に出てくるそうです。
貝の黒焼きを火傷?に塗ってとかなんとか・・・。
とにかく歴史は古くて中国やロシアの古い文献にも登場するそうですよ。

江戸時代にもなると街中に「黒焼き屋」が沢山あり、とても一般的な物だったそうです。
「昆虫から爬虫類から・・・」それはそれはいろんな黒焼きがあったそうですが、
どうして薬効があるのかは謎です。誰も研究とかして来なかったので。

ただ、「灰」はミネラル(ナトリウム、カリウム、カルシウム等)のみの状態ですが、
黒焼き(炭)はミネラルと炭素が残った状態を指すそうです。

この炭素があるのが何か薬効と関係あるのかもしれませんね。
どなたか研究してください(笑)

とにかく竹炭にしても炭は体内の老廃物などを外へ出してくれる働きがあるので
デトックスをしてくれることだけでもありがたいですね。

そんな黒焼きの基本はどれも「蒸し焼き」です。
梅干の黒焼きも鍋のフチや蒸気穴を小麦粉を練った物で密封して酸素に触れないようにして焼きます。
酸素が入ると「灰」になってしまい、黒焼き(炭)にはならないそうです。

梅干の黒焼きに挑戦してる方も酸素が入らないようにして頑張ってください。
DSC03290_R
見せてもらったんですが、すごいですね~。真っ黒!!

DSC03291_R
鍋のフチに細くうどんみたいなのを作って貼っておくと熱で膨らんでキュッと閉めてくれるそうです。
「細いうどん」がポイントですね。

梅干を鍋に置く時もラグビーボールみたいに先を尖らせて鍋底にべったり着かないように並べます。
そうすると梅干の塩が鍋底に奪われる心配が減るそうです。

DSC03293_R
けっこう塩で白いのが分かりますか?こちらが鍋底側です。

例外的に蒸し焼きでないのが玄米の黒焼きですが、籾付きなのはどうしてか聞いてみました。
「籾にはケイ素というミネラルを多く含んでいます。これはカルシウムを骨にする時に必要なもので、
骨を強くしたり、体を作る上でとても大切なんです。」とのことでした。

骨折したお知り合いに黒焼き玄米をあげたらお医者さんが予想してた期間の半分で回復して
そのお医者さんがびっくりしたこともあったそうです。

ネットでケイ素を調べるとけっこう重要みたいですね~。コラーゲン増強なんて言葉も見かけました。
LOVE・・・ケイ素(笑)

だから籾付きでなくても黒焼きは作れますが、これは若杉おばあちゃん直伝のスーパー黒焼きなんですね。

それと忘れないうちに書いておきますが、黒焼き用の土鍋は水分を含んでいると
割れるので新品を空拭きして使うとか中古でも2ヶ月くらい乾燥させて水分を飛ばしてからでないと
使えないそうですのでご注意ください。

DSC03283_R
それでも使っているとガッツリとヒビ割れて来るそうです。

あとは、無農薬栽培の籾付き玄米を入手すること自体が難しいとのことでした。
普通の農家さんは農薬使用は当たり前だし、そもそも「籾付き」で出荷するなんて
農家さん的には「はぁ?」みたいな事らしいです。

そんな汚れた状態(籾付き=ゴミや石など混ざってる状態)ではなくて、せめて玄米まで精米して
出すのが普通なので・・・。

メダカのがっこうさんでは提携農家さんに籾付き玄米を洗ってもらってから仕入れて使ってるそうです。
(どうしても欲しかったらメダカのがっこうさんに聞いてみてください。)

でも、無農薬米を籾付きで売ってくれる農家さんが増えないかなぁ?
自分で作れば安いし、需要があるということは効果を感じている人もいるということだろうし。

な~んて、考えてみましたが現状はそんな感じだそうですよ。

他にも食養から観た減塩ブームや玄米のお話も聞いたのですが、
長くなりそうなのでまたの機会にかいてみますね。

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Author:くうさん

ようこそ!くうさんです。
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兵庫県神戸市出身。
現在、東京都在住のアラフォー。
趣味:英会話の勉強・バレエ

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