こんにちは!くうさんです。
寒いですね~。
冷え性なのでとにかく温める毎日です。
最近は旦那さんが買ってくれた「湯たんぽ」が大活躍中!
お布団の中でこんなにいい仕事をしてくれるとは( ̄□ ̄;)!!
皆さんも電気毛布や使い捨てカイロは止めて「湯たんぽ」使ってみてください!
☆「食とお米とその周辺の研究会」に参加
さてさて、お陰様で忙しくしていますが、去年の10月から始まった
メダカのがっこう主催の勉強会「食とお米とその周辺の研究会」に参加して来ました。
人は食べた物で出来ているにも関わらず「食が危ない!」なんてことをよく耳にします。
何がどうして危ないとか言われるのか?!
メダカのがっこうでも、もっと勉強していこうという趣旨でこの研究会を立ち上げたそうです。
私は第2回(テーマ「お米について」)と第3回(テーマ「種について」)に参加して
いろんなお話を聞いてきました。
ちなみに第4回は1/25は、「オイルについて」だそうです。
ご興味ある方は是非、ご一緒にお勉強しましょう!毎月開催予定で、場所は虎ノ門ヒルズのすぐ近くです。
☆お米のおかしな設計図
で、「お米」についてのお話ですが、その日本における歴史から現代における問題点まで
いろんな角度から教えてもらいました。
お米は1200年前の木簡などからも品種改良を重ねながら日本で大切にされてきたソウルフードです。
昔は農家さんが品種改良もしてきましたが、大正10年に国の農業試験場で作られた
陸羽132号というお米以来ずっと農林水産省で作られているそうです。
で、いろいろと品種は増えてるわけですが、コシヒカリ以降は「農薬と化学肥料を使う」ことを
前提とした品種に作り上げられてるそうです。
これはなんとも・・・農薬とか売る企業さんのためのような話ですね~。
他にも腎臓病の人のために低タンパクなお米、花粉症対策のお米など開発されているそうですが、
そもそもほんとにお米の成分が身体に悪影響なのでしょうか?
それよりは農薬と化学肥料が不要なお米の方が何よりも健全な気がしますが・・・。
☆お米といえばコシヒカリ
コシヒカリからは農薬がセットなんて話を聞かされるとなんだか悲しいですね。
でも、一番よく名前を聞く品種でもあります。
私がお米くらぶで購入している椿さんのお米も無農薬無化学肥料ですがコシヒカリです。
実際、いろんなお米への品種改良の交配に使われていて、今のお米のご先祖様みたいなお米です。
と、いうことは今のお米はみんな「コシヒカリ一族」とも考えられます。
(もちろんそんな呼び方はありません。例えるならって話ですよ。)
でもこれって危険なことだそうです。
単一品種だけだと気候変動によってはその年のお米が全滅したりする可能性があるし、
病気が蔓延しても全滅するかもしれません。
今はコシヒカリが高く売れるということで農家さんもこぞってコシヒカリを作るそうですが、
昔は一度に3種類くらい作っていたそうですから、もっと多様に品種を作ってもらうべきだし、
私達も選ぶ時に少しでもそうした意識を持てるといいかもしれませんね。
それこそ日本のお米が壊滅的になって海外から遺伝子組み換えお米なんて入ってきたら・・・。
恐ろしい!! _| ̄|○ il||li
☆ご飯は食べなきゃ!
お米の栄養価って素晴らしいんですよ。
最近は「糖質制限食」なんてダイエットのためだか流行っていますが、
そもそもそれはお砂糖たっぷりのお菓子や糖度がすごく高いフルーツとか食べ過ぎなんですよね。
それ以外でも加工食品の裏のラベルを見てください。ほぼ砂糖だったり、果糖液糖とか書いてありますよね。
それらの方が大問題!
それと現代人は食物繊維をあまり摂らないから腸内での糖質の吸収も早くて身体に負担になるんです。
お米も確かに白米だと食物繊維が減っているので糖質の吸収も玄米よりは早いので、
「体に悪い糖質のかたまり」みたいに言われてますが、そもそも他の食品を見直す方が先だと思います。
ご飯を減らしてサラダチョビっと食べて、デザート食べてたら本末転倒なんですが・・・。
そういう事実をもっと知ってもらいたいです。
古代中国の「神農本草経」という本には玄米についてこう書かれています。
『米は内臓の活動力を増し、煩悶をなくし、下痢を止め、筋骨を壮健にし、血流の流れをよくし、
五臓の働きをととのえ、胃の活動を補い助ける。天が五穀を生ずるのは、人を養うためである。
(中略)それ故、決して他のものと比べて論じてはいけない。』
五穀とは雑穀も含むということらしいのですが、とにかくご飯は東南アジアで始まり、
ずっと大切なソウルフードとして日本にも伝来して来たようです。
戦後70年の食生活のスタイルよりは、こちらの意見を大切にしたいですね。(^_^;)
☆安すぎるお米、買い叩かれるお米
何度か書いてるんですが、農協がお米を買い取る価格というのは年々低くなっています。
平成2年の1等米の1俵の価格は21,600円
平成25年からは10,000円以下になったそうです。
小規模の農家さんが経営出来なくなり辞めるとその土地を集約して大規模農業経営をする方向に
政府の方針も向いてるそうでして、そうなると無農薬・無化学肥料栽培のお米なんてもっともっと
減少してしまうでしょうね。
それをNPO法人としてのメダカのがっこうさんも心配されています。
普通の主婦の私もそんな話は聞かされるとイヤな気分です。(-_-;))
それと、お米の検査体制についても疑問を感じました。
お米のは農協が1等米とか2等米などランク付けして価格を決めます。
この基準が聞く限りかなり厳しい!
カメムシにお米を食べられるとそこに黒い斑点が出来ます。
農協にはこれを見つける高価な機械があり、黒斑点米を見つけては含有量によって等級を下げます。
今、私もお米くらぶや自然栽培のお米を買うと少しは黒斑点付きの米粒を
見つけます。もちろん全く無害です。
むしろ無農薬の証として嬉しくなるくらい(笑)
ところが小規模農家さんにはこの黒斑点米を見つける機械は導入出来ないので結局は
農協に買い叩かれることになります。
なんだかどうにも農家さんを潰そうとしてるとしか思えないような話がいっぱい出てくるんですよね。
気のせいだといいなと思うくらい(-_-;)
とにかくお米を作る農家さんは今の時代大変なようです。
でも、そのおかげで私達は農薬や化学肥料は使用されていますが、安いお米を買えるんですね。
良いとか悪いではなくて、そんな現状を知っておいてもらえるといいかなと思います。
安い物を買える背景にはそれなりの理由があり、もしかしたら自分で自分の首を締めてるかな?
長い目で見ると自分の首よりは、子孫の首かな?
そんなことを考えてしまいました。
でも暗い気持ちでいるとそれを引き寄せちゃいそうなので止めて起きます。(^_^;)
とにかく都会に住む人間としては「良いものを買う」ようにすればいいんですよね~!
お米くらぶとかすごい精度だなって思いますし、他にも今はネットで自然栽培や有機栽培のお米を
買うことが出来ますからね!どうせなら身体に良さそうな方かつ農家さんを助ける方を選びませんか?
(ちなみに現時点では「有機栽培」の認定をされているお米は無農薬・無化学肥料だそうです。)
うわ~!長文になってしまいました。
第三回の研究会のお話は後日アップしますね。
【アンチエイジング始めましたS】
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