こんにちは!くうさんです。
☆本を公開して作る
1月31日に「ハラでつながる会」のお話でご紹介している長沼敬憲さんの新企画「フード・ジャーニー」の
第一回セミナーに参加してきました。
場所はJR大崎駅近くの「かもめカフェ」
すごく可愛いお店の2階のフリースペースでこじんまりとした勉強会状態。
勉強と言っても、このフード・ジャーニーというのは長沼敬憲さんが「フード・ジャーニー」という本を
作る過程をオープンに共有しながら書くという企画だそうです。
一冊の本を作る時、普通は著者と編集者で密室で世にでるまでは内緒の世界。
それを可視化するという著者としては大きな実験だそうです。
オープンにするということで、私達のように日本人の食や身体感覚について興味のある人達が集まりました。
そういえば現役の陸上選手さんもいらっしゃいました。
日本人のルーツを食を通して探り、今の私達がどんなことを受け継いで来たのか、
どんな物を食べて来たのかなどを探求することで私達がどんな生き方をするのが良いのかを
考えるような一冊になるみたいです。
いやぁ~とっても興味深いお話を聴くことが出来ました。(*^_^*)
☆日本人は独特なんですよ
二時間ちかいお話の感想を先に書いちゃいます。
「日本人は独特です」
それは、食文化や人類の歴史の流れを聞いてそう思わざるを得ない感じでした。
人類の歴史から見て日本人のアイデンティティが独特と言われるとそんな気もしませんか?
でも、「食べ物ってそんなに大切なこと?自分や日本人としてのアイデンティティにまで関係する?」って
思われる方もいらっしゃると思います。
でもお話を聞いているとなるほどなぁ・・・と思いました。
では、伺ってきた日本人の独特な文化・歴史のお話をご紹介しますね。
☆どうやって生きてきたの?
700万年前にアフリカ大陸から人類が生まれました。
そして何らかの理由で人類はユーラシア大陸などに渡り世界中へと広がりました。
アフリカで生きていけない(食べていけない)事件があったのでしょうね。
わざわざ出て行くのですから。
で、サルはおそらく樹上生活で木の実、フルーツを食べていたでしょう。
でも人類は木を下りて危険な平地を食を求めて移動します。
その間にもか弱いご先祖様たちはライオンなど猛獣に襲われたりと苦難の連続・・・。
それを生き抜くために考えることで前頭葉(知恵)を発達させながら進化していきます。
ある意味ズルさとかも身につけつつね。
この時は何を食べていたのでしょうか?
考古学的にはおそらく猛獣が食べ残した後の動物の骨をしゃぶったり、
中身を割って食べたりしてたんじゃないかと。
おかげで脂質たっぷりな食で脳も発達したのかなと考えられるそうです。
☆食べるために大陸移動
やむを得ずとも思えますが、肉食?しながら大陸へ移動した人類は
賢くなるとマンモスを追いかけて大陸を移動します。
ヒトって食べるために旅をするんですよね。
(長沼さんいわく、通勤で歩くことも食べるためでしょって。確かに!)
そんな健気なヒトも悪いところがあって、「やり過ぎる」そうです。
マンモスも多分、絶滅するほどハンティングしてしまったとも考えられるそうです。
そしてまたまた食べ物のゲットの仕方がまた変化していきます。
遊牧とか農耕とかその土地々々で文化を築きながら発展していくわけです。
☆日本に辿り着いたヒトたちは?
日本に辿り着いたご先祖様たちはどんな生活をして行ったのでしょうか?
ここで独特ポイントが気候にあります。
それは日本海側の「豪雪」です。
もちろんシベリアとかすごい雪でしょうけれど、狭い狭い面積にどかっと降り積もる雪。
これは日本独特といっていいそうです。
この雪が溶けて清流が流れ、清流が森(ブナ林)を作ります。
日本は森と清流の土地でした。
そして、その森で木の実(ドングリ)の採集などで生活していくようになります。
世界最古の土器「縄文土器」の存在からして、どうも日本に辿り着いたヒトたちは
ハンティングから採集(木の実)へと戻りました。
ある意味でサル時代の食生活に戻ったわけです。
あ~!長くなって来たので後編へ続きます!
【アンチエイジング始めましたS】
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