こんにちは!くうさんです。
タイトルは長沼さんの「ハラでつながる会」での長沼さんの言葉。
某プロスポーツ選手にコンディショニングについて質問されたのでこう答えたのだとか・・・。
このお話の前からメダカのがっこうの自給自足くらぶの活動「ひまわり油作り」に参加したりしてたのと、
今から書く「食とお米とその周辺の研究会」の油についての勉強会の後に聞いた言葉だったので
改めて「油」の大切さを感じました。
とにかく人の体の成分としてとっても大切な油分をどんなものから補給するか?!
これってアンチエイジングには欠かせないポイントみたいです。
そして、美容とか健康以前に家族が皆んな元気に過ごすためにも自分が買っている油がほんとに
それでいいのか考えないといけないようです。
市販の物が安心安全なら気にせずに買えますが、そうでもないのは何度か書いて来ました。
よかったら「油作り」のカテゴリーの
記事も読んでみてくださいね。
では、今回は油について教わったことをシェアしたいと思います。
☆オメガ3系を摂りたいけれど・・・
油といえば「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」の二つに大きく分けられます。
飽和脂肪酸は常温で固形になるものが多く、バターやラード、マーガリン、綿実油などに含まれます。
摂り過ぎるは固まるものだから血管を詰まらせたりする曲者でもあります。
体内で合成できるし、取り過ぎには注意です!!
不飽和脂肪酸は常温で液体もものが多く、オリーブオイル、ひまわり油、亜麻仁油、魚油などです。
不飽和脂肪酸の中でも「多価不飽和脂肪酸」は「必須脂肪酸」という体内で合成出来ない脂肪酸なので、
きちんと食べ物から摂らないといけません。
この不飽和脂肪酸の中にオメガ3系のDHA、EPA、αリノレン酸などがあります。
サプリなどでもDHAなど流行りましたものね。亜麻仁油もこのオメガ3系の脂肪酸が豊富なので、
今、流行っていますね。
本来ならいろんな油を摂る過程でオメガ3系の脂肪酸も摂取出来ればいいのですが、
油の製造工程が「高温圧搾法」だったり、「溶媒抽出法」だと消えてしまうんです。
普通に安く市販されている油の抽出法といえば上の二つが多いですよね。
要するに「必須脂肪酸が摂れない」ということ!
オメガ3系不足は深刻な問題かもしれません。(-_-;)
☆ベンジン使ってます
せっかくの油も遺伝子組換えの原材料を使ったり、溶媒抽出法で
「溶かし出された」油にはほとんど栄養は残っていない上に健康にも良いのか疑問なものになってます。
溶媒抽出法とはノルマルヘキサン(劇薬)、つまりベンジンなど使って油を溶かし出し、
その上に酸化防止剤で保存が効くようにして世に出ます。
製造工程で不味くて食べられない物になっても食品添加物で
味付けすることで私達も食べられる味になるそうな・・。
例えばヤシ油などは添加物で美味しくなってマヨネーズ、ショートニング、
アイスクリームの材料になっていきます。
☆せっかくなら栄養も摂りたい
なんだかがっかり情報ばかりですが、実態は・・・がっかりなんです(笑)
本来なら含まれるビタミンA、ビタミンEや必須脂肪酸が消えている代わりに
大量生産で安い油を私達は買うことが出来ます。
外食したらもう使われている油は100%こうした油でしょうね。
でもね!せっかくなら「栄養」いただいてこその食物です!
お家で使うのは低温圧搾法で作られた「ごま油」や「菜種油」、「オリーブオイル」などにしましょう!
ちょっと高くてもね!どこか節約すればいいんですから・・・。
ジャンクなお菓子を買うその手を止めて!予算を良い物に回しましょう!
(まぁ、私が自分によくこう言い聞かせてスーパーの中とか歩いてるんですが(^_^;))
☆ひまわり油で学んだこと
無農薬で育てられたひまわり畑はテレビで観るような美しいものではありませんでした。
雑草に覆い尽くされて!\(◎o◎)/!
しかも絞れた油はわずかでした。そう・・・本来の植物油って貴重なんですよ。
だから昔の人はきっとそんなに沢山摂るような食生活ではなかっただろうし、現代の私達はそれを思うと
完璧に過剰摂取かなって思います。
そう言えばココナッツオイルが流行ってますね!
でも、よくよく考えてくださいね。
お肉食べて、ラーメン食べて、バターたっぷりのパンなど食べてる上に
ココナッツオイルを食べてるとしたら・・・。逆に健康を害する気がしますよ。
何かを減らして置き換えるならともかく・・・。
☆油から変えてみますか?
私達の体は水と油がたっぷり使われて出来上がっています。
油はめちゃくちゃ大切!良い物摂らないと身体にかわいそう(^_^;)
「人は食べたもので出来ている」ですから。
それなのにお手頃な油は高温圧搾、溶媒抽出などで油の成分自体が「トランス脂肪酸」のような
自然界にない形の脂肪酸に変身して多く含まれていたり。
自然界に無いってことは体内でも分解とか難しいってことですからね(-_-;)
日本は諸外国に比べて規制などが遅れているので自分で注意するしかありません。
良い油とは昔ながらの作り方で作られたり、遺伝子組換え作物から作られていないもの。
こんな単純な基準だけですから是非、表示ラベルを見て油を選んでくださいね。
他にも個別にアーモンド油、肝油、グレープシードオイル・・・と沢山の油の性質なども勉強しました。
ちょっと書ききれません。でも、どんな油にせよ「低温圧搾法」「玉締め圧搾法」などを基準に
選んでみてください。
ちなみにオリーブ油は「エクストラヴァージンオリーブオイル」以外は選ばない方がいいと思います。
これも名前の響きだけで知らずに選ぶと同じ油でも雲泥の差です。
いつか水についても勉強会をしようと話は出ていますが、先ずは「油」のお話でした。
【アンチエイジング始めましたS】
この記事へのコメントはありません。