こんにちは!くうさんです。
暑い日が続きますが、いかがお過ごしですか?
と~っても久しぶりに若杉友子おばあちゃんのお話会に行って来ました。
場所は西荻窪にあるメダカのがっこう。
☆やっぱり元気!
おばあちゃんが提唱する食養は桜沢如一氏が提唱したマクロビオティックや
石塚左玄の食養のお話がベースです。
お肉や乳製品、つまり動物性食品はなるべくなるべく摂らないということ。
そして「陰陽」を基にして体を温める陽性な物か冷やす陰性な物、その中性を食べて
体自体の陰陽のバランスを保つことで元気でいようという食事療法。
確かにそんなにストイックに動物性食品を避けることは出来ない!とか牛乳は良い!と
(今だに)思っている方には縁のないお話かもしれません。
おばあちゃんほど私もストイックな生活は出来ていませんが、70歳を超えて老眼も虫歯もない
おばあちゃんの姿を見るといかに日常の「食事」が大切であり、それ次第であるかを思い知らされます。
声にも張りがあって、本当に各地を講演会や料理教室で回り続けているのに、たぶん私より元気(笑)
マクロビオティックを宗教のように思う人もいるようですが、と~っても肉体的には強かったご先祖様の
食生活に思いを馳せてみましょう。
☆塩梅はいかが?
おばあちゃん曰く、昔の挨拶は「塩梅はいかが?」だったと。
要するに「塩気は足りてる?梅干し(みたいに毒消しする物)取ってる?」ということで、
いちいち調子の悪い人に「病名」なんて付けなかったそうです。
病気なんて無い!!→「塩梅が良い」か「塩梅が悪い」かだけ!
今の人はなぜだか塩分を控えることが良いと思っているんだけど、
発酵食品の有機化した塩分や自然海塩でしっかりミネラルと適度なナトリウムを取るのは
とっても大切なんです。血液ってしょっぱいでしょ?
しっかりとミネラルやナトリウムが無い血液だとウイルスも退治出来ません。
腐敗しないように「塩漬け」があるくらいで、血液も「塩気」が必要です。
(もちろん純度99%の工場で作られた食塩は体に悪いですよ。)
☆Kが多い食べ物は体を冷やして緩める
皆んな、大豆が体に良いと思っていませんか?
もちろん良いんですよ!!
でもね、とってもカリウムが多くて体を冷やし、緩める「陰性」食品なんです。
それを発酵させて陽性にしたのが「味噌・醤油」です。
食べるなら陽性な「味噌・醤油」をメインにしないと冷え症が治りません。
最近は高齢の女性に「子宮脱」という症状が多いそうです。
もう少し若いうちは「尿もれ」とかね…。(-_-;)
これもね、陰性な物を食べすぎているから体が「冷えて、緩んで」起きる症状なんだそうです。
健康のためにと豆腐・豆乳・納豆などを積極的に食べていて、こんな症状がある人は
少し止めてみるといいかもしれませんね。
☆全てはバランス
やっぱりね、「これを食べてはいけない」とか頭でっかちに思い込んでマクロビオティックしても
体に悪いと思います。美味しい物も食べないとね(^o^)
ただ、現代の日本人もすごく糖分(ご飯じゃなくて、お菓子などね)を取り過ぎていたり、
どっちかというと腸が長くてお肉なんかの消化に不向きなんだけど、すごく偏って食べてたり。
おばあちゃんのお話はシンプルで、もう少し洋食から「お味噌汁やご飯、煮物、お漬物」な和食に
戻すだけでも元気になれるというお話。
そしてもしも病気になっても今までの食生活が悪かったから病気になったと反省して、
それらを止めれば治るということで、沢山の方が生還しているそうです。
土橋先生はよく「食事療法で治るんじゃない、意識の変革で治る」って話されています。
食生活を見直すというのが、普段の生活やそれまでの生き方そのものを見直すことにつながった人が
食事療法で治るんじゃないかな・・・と思うんです。
すぐにね、病院に頼るよりもちょっと食生活を見直してみてください。
日本人はご飯とお味噌汁でずっと私達まで命をつないで来ました。
糖質制限して不健康ならお菓子は止めて、ご飯みたいな多糖類で大切な糖分も取るとか、
風邪ばかりひく人は塩分をもっと積極的に取るとかね。
私はおばあちゃんのツヤツヤのお顔と元気な声を聞くとやっぱり「食生活」って
大切だし、和食を大切にするのが一番だなって思います。
久しぶりにそれを思い出すことになったお話会でした。(^o^)
【アンチエイジング始めましたS】
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