こんにちは!くうさんです。
☆今度はなたね油!!
去年はメダカのがっこうの皆さんと「ひまわり油作り」に参加しました。
ひまわり油、最高です。美味しいですし、検査した結果でもとにかくビタミンEが多いそうです。
そしてビタミンEが多いおかげで「酸化」もかなり遅いとか!
今は炒め物やドレッシング作りはこの「ひまわり油」を心置きなく使っています。
ひまわり油作りのお話はこちら→油作りシリーズ
そして去年の10月に植えた菜種の油作りにも参加する事になり、
4月4日に「菜種の異株除去」をお手伝いして来ました。
主催はひまわり油と同じく栃木県の「NPO法人 民間稲作研究所 有機農業技術支援センター」の農地です。
菜の花畑なんて初めて見たかも・・・。もちろん農薬使用ゼロで無化学肥料で育てられています。
で、この畑の中に入って菜種の「異株」を抜き取る作業をするんです。
正直言って、素人には分かりづらい!!でも、ちょっとした葉の形の違いと
全体的な色みの濃淡を頼りに頑張りました。
☆なぜに油まで手作り?
興味本位で参加した「種を植えるところから油を作ろう」って企画。
でも、お話を聞いていると市販の油って怖いというか、とにかく栄養がほぼ失われてるんですよね。
市販の油はほとんどが農薬、化学肥料を使い、遺伝子を組み換えた種や大豆を原料に作られています。
だって、菜種とか大豆とかほとんど輸入ですし、これが遺伝子組み換えだったりするわけです。(-_-;)
油自体も溶剤(ベンゼンの仲間とか!)で抽出し、酸化防止剤だとか、シリコンだとか入れたものです。
高温で抽出したりするのでトランス脂肪酸も多く含まれています。
最初に「ひまわり油はビタミンEが多い」って書いてますが、それは溶剤を使ったり、
添加物を入れていないから。
低温圧搾法だから本来のビタミンEなどが残っているんですね。
自分たちの身体にもよろしくない上に、地球にもやさしくありません。
抽出したあとの絞り粕は肥料や飼料として普通に日本中で使用されているそうです。
ところがその絞り粕に組み替え遺伝子が残っていてある種の「汚染」になっているのだとか。
だから気が付くと油作りは自分たちの身体のためだけではない、エコな作業に参加している事になりました。
☆何年もかけて・・・
後半は「今年のひまわり油作り」のためにひまわりの種を植えます。
種は輸入されたF1の種です。種子消毒の薬で毒々しいメタルブルー!
これを蒔いて、収穫したら質の良い種を残し、それを蒔いて、収穫し、蒔いて収穫・・・、
繰り返すことで在来種に戻していくとのことでした。
なんだかメタルブルーの種を見てると、種が可哀想になってくる(-_-;)
でも、民間稲作研究所の皆さんはこれらを頑張って在来種に戻し、
本来の姿の種を収穫出来るようにしてくれます。
私達のお手伝いなんてささやかですが、こうした取り組みをしてくださる専門家が
いらっしゃることが嬉しいですね!
私もトラクターの運転に挑戦させてもらったんですよ!これが難しい!
広大な土地になんの目印もないからまっすぐに進むのって難しいんですよ。
☆美味しいんだなぁ!
最後はみんなでランチタイム!!
労働後の食事は美味しいのです!
かき揚げなんですが、油が良質だとどんなに食べても胸焼けとかしないんです。
かなり食べちゃいました。ありがとうございました。m(_ _)m
余談ですが、ひまわりの種まきなどしている最中に少しだけ土手でヨモギや野草摘みしてました。
☆面白いからやるんだ!
もう遺伝子組み換え作物や農薬の事を考えると「お先真っ暗」みたいな気持ちの人もいるかも。
それだけ真剣にこども達の未来を考える人ってきっと沢山いるはず。
私も心配ではあるのですが、目を向ける先は「楽しみなこと」や「ワクワクすること」にしようと思ってます。
だから油作りも面白いからやる!(^^♪
あんまり環境活動家みたいな立派なことは出来ませんが、良い物を増やそうと努力する方々と
普段出来ないこと(農作業とかね!)やるのは楽しいです。
非日常的なことすると脳からアンチエイジング出来るそうですよ!
それはともかく、メダカのがっこうのオイルプロジェクトはまだ募集中だそうです。
酸化しにくいビタミンEたっぷりの油が欲しい方はご一緒しませんか?(*^_^*)
【アンチエイジング始めましたS】
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