こんにちは!くうさんです。
もう一ヶ月も前の話になるのですが、初めて「メダカのがっこう交流会」に参加して来ました。
まぁ、活動報告と忘年会を合わせたような会ですね。
場所は、清澄庭園の大正記念館
入園料を払うと庭園にも入れますが、あいにくの雨で、大正記念館から窓越しの風景です。
最初にいろんな活動報告を伺いました。
お米くらぶの会員も増えてきているそうです。美味しくて、安心安全という素晴らしいお米ですからね。
沢山の方が選んでくれるといいなと思います。私の利益にはなりませんが(笑)
そん無農薬・無化学肥料でお米を作り続ける農家さんの面々!
いろんな苦労話など伺いました。
今、農協のお米の買い取り価格はどんどん下げられているそうです。
小規模農家さんは今年に入り廃業が相次いだそうです。
政府は土地を集約して大規模農業を展開したいみたいだと解説がありました。
土地を手放した農家さんは「雇われ」の状態になるわけです。
そうなると「無農薬栽培」とか出来なくなります。
そして、農薬を作る大企業は潤います。遺伝子組み換え作物と農薬もセット売りされてますから
そちらも儲かる事になるかもしれませんね。
国は農家さんではなく、大企業の都合のいい方に動いてるのだと・・・。
真偽はさておき、まぁ、お米の価格の下がり方たるや説明を聞いているとびっくりです。
もちろん私達だってお給料が上がらない時代を頑張ってはいます。
でも、食糧生産者を困窮させて辞めさせていくような政策で今後大丈夫なのでしょうかね?
中には人のため、自然環境保全のためにと有機栽培を頑張る農家さんもいらっしゃるのに・・・。
そして、基調講演でひまわり油作りでもお世話になった民間稲作研究所の稲葉所長さんのお話。
いろんなスライドを使って農薬使用の危険性について教えてもらいました。
特に怖いのがネオニコチノイド系の農薬です。
これで神経を侵されて日本中でミツバチが消えているのはご存知ですよね?
下のスライドはぶどう狩りに行った子どもが数日後に急におかしくなってしまった事例を紹介してあります。
ネオニコチノイド系農薬の影響ではないかと思われる事例です。
学級崩壊とか自閉症、多動症の子どもの増加も原因不明とは言われていますが、
ネオニコチノイド系の使用開始と同時に増えているそうです。
ちょっとだけ農薬について・・・
昔(1960年代)の農薬(有機塩素系)は毒性がきつくて散布中に亡くなる方も沢山いらっしゃったそうです。
1970~1990年代の農薬(有機リン系)は、そこまで毒性はきつくないけれど、
神経が侵されて農家さん自身が視野狭窄などで廃業したり、
朱鷺に代表されるように様々な鳥や虫が絶滅したり、激減したそうです。
そこで2000年代に現れたネオニコチノイド系農薬は当初は「毒性が低い」と思われていたようですが、
結局は脳に影響を及ぼし、長期残留する危険性が分かってきました。
ミツバチ失踪、子どもの障害の増加からしてもっと早くに対策を打たないといけないそうですが、
なかなか進展しないみたいです。
日本は特に世界でもダントツに残留農薬の基準が緩いそうです。
ヨーロッパでは、遺伝子組み換え作物を禁止したり、ネオニコチノイド系農薬使用禁止を
決める国も沢山あるそうなのに。
日本は大して土地もない小さな国なのに、危険性の高い農薬で環境を破壊したり、
こども達の健康を害しているのならやっぱり減らして欲しいなぁと思うのでした。(-_-;)
ごめんなさい~!なんだか暗い話になってしまいました!!
ここからは素晴らし農家さん達の無農薬・無化学肥料栽培の野菜とお米、
添加物や動物性食品無しのお料理の写真を貼ります。
写真だけだと感動が伝わらないですよねぇ~。立食パーティーで食べ過ぎました(笑)
美味しいので来年は皆さまもご参加くださいませ。私もお仲間は多いほうが楽しいので!
これは黒豆の梅酢漬け。米飴など入れるので甘じょっぱい感じでやみつきになります。
固い話を書いてしまいましたが、こんな機会でもないと私達も「知らない」ままですからね。
実際のところ、大半は飲んで食べての楽しい会でした。
帰りには水口農場のにんじんもお土産にいただいたりと充実の一日でした。
来年も参加して食べ過ぎたいものです。食い意地張りすぎのくうさんでした。(^_^;)・・・
【アンチエイジング始めましたS】
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