こんにちは!くうさんです。
甥っ子も1歳半になりました。
みかんやいちごなどが大好きです。「み~も!(みかん!)」と言いながら持って来て
皮をむけと催促してきます。
気が付くとなぜか床に並べてるし(笑)
果物は美味しいですが、糖分も多くて体を冷やします。
(特に現代の果物は改良されて昔の物よりも糖度が高いですからね。)
みかんやりんごも冷え性の女性などは是非ともトースターなどで少し焼いてから食べてくださいね。
温かさで甘みも増すのでオススメです。そしてほどほどの個数で。(^^ゞ
母も子供の頃は火鉢でみかんを焼いて食べた記憶があるそうです。
焼きみかんに焼きりんご・・・。
昔の人の知恵ですかね。(*^_^*)体を冷やさないようにしつつビタミンCを摂りましょう!
さて、ぬかと乳酸菌について書いたままで、その他の栄養のお話がまだでした。
今日はちょっとまとめてみようと思います。
ぬかはお米を精米して出てくるわけですが、ここに沢山の栄養が含まれています。
→たんぱく質・脂質・繊維質・カルシウム・リン・鉄分・ビタミンA(カロチン)・ビタミンB1、B2
ナイアシンなど。
ぬかが残ってる玄米が栄養豊富なのも分かりますよね。
で、この米ぬかが野菜と出会って発酵食品になるともっとすごいんです。
その一.ビタミンB類の含有量アップ!
お野菜をぬか漬けにすると浸透圧で水分が抜けて、ぬかの栄養が野菜に入ります。
だから生野菜よりもビタミン含有量も増えます。大根は特に吸収率が良くて生に比べて
B1は16倍、B2は4倍、B6が6倍、カルシウムは2倍になります。
他の野菜でもB1は3~10倍になるそうです。
その二.ぬかが白米の不足する栄養を補完します。
玄米に多く含まれているB1は脳のエネルギーであるブドウ糖の分解に必要です。
白米になるとこのB1が精米過程で失われていますが、ぬか漬けがB1を補完してくれます。
その三.ぬか漬けは生野菜より酵素が増えている。
ぬか漬けの中で野菜の細胞が塩分により死滅します。すると酵素はより活発に働いて
野菜のタンパク質を分解してアミノ酸に変える働きをします。
だから美味しいし、酵素が沢山あるので食べ物の消化を促進してくれます。
食べ過ぎな現代人にはありがたい食品です。
その四.GABAが豊富!
GABAはアミノ酸の一種ですが、通常の野菜には含まれていません。
この成分は脳の血流を良く市、脳細胞の代謝機能を高めるそうですが、
ぬかが発酵する過程で豊富に発生します。だからぬか漬けでGABAを摂れば
イライラを防いだり、気分を落ち着かせてくれる効果が期待出来ます。
その五.乳酸菌が腸まで生きて届く。
ぬか漬けに含まれる植物性乳酸菌は動物性と違い強いので胃を通過して腸まで
生きて届く確率が高いです。腸に生きて届いた乳酸菌は食中毒菌などの悪玉菌も
やっつけたり、便秘解消などに働いてくれます。
・・・いいことだらけじゃ無いですか!!(・o・)
でもこれもやはり本当に「漬け」た物でしか効果はないと思います。
市販の添加物で促成した物ではあんまり・・・。(-_-;)
ちゃんと手作りしているお店もあると思うので是非探して見てください。
私は今年からは自分でぬか床を管理して作っていく決意です!!
でも昔の人は「(たくあん)三つ身を切る、五つ胃を切る」と言って食べすぎはダメだと
言ってたそうです。確かに塩分も高いですからね。そこは自分の体と相談して食べてくださいね。
それにしてもそんなに良い「ぬか漬け」ですが、本物に出会えないですよね~。
ここは自分で作るしかないかもしれませんが、それほど難しいことでもなさそうです。
私はたくあんを漬ける教室まで参加しましたが、このたくあんを漬ける過程で出来た「ぬか床」を
大切に使っていこうと思っています。
皆さんも「ぬか床」を自然食品店などで購入して冷蔵庫で保管しながら漬物に挑戦してみては?
私も今年は「ぬか床」を腐らせないように頑張ってみます。
またいろいろここでご報告しますね!(*^_^*)
【アンチエイジング始めましたS】
去年に和歌山に行ったとき、御坊市の「樽の味」さんに立ち寄りました。
5年物の沢庵を売ってる店ですが、生憎品切れで残念。
自分でぬか床管理、素晴らしい決意をされましたね。
自分ちは家族全員面倒くさがりやです^^;
買う場合はやはりいいものを探しますが、沢庵でもなかなか3年物とか無いんですよね。
よって普段は半年物を食べてます。
インカインチさん、こんばんは!
たくあんの5年モノとか売ってるんですね~!
そこまでぬか床を管理出来たらいいんですが・・・。
ぬか床初心者なのでまた勉強していきます。
私も基本は面倒くさがりなので、気をつけないと・・・。
たくあん作りをさせてもらった農家さんは「ヌカに虫が沸くけど平気だよ」って。
虫がいるのが平気じゃないです(笑)
とりあえず今回のたくあんは年内に食べきりそうです。